多くのサロンはカウンセリング後の施術前に価格を提示します。
価格を提示した方がお客様も安心しますし、トラブルも回避できます。このように価格をつたえるメリットは大きいと思います。しかし価格の伝え方には注意が必要です。なぜなら場合によってはお客様の不信感を持たれてしまうからです。
今回はお客様に価格を伝えるポイントをお伝えしていきます。

価格の伝え方

あなたはどうやって価格を伝えているでしょうか?
伝え方はいろいろとあると思いますが、一番のおすすめは口頭以外で伝えることです。
口頭以外となると紙、電卓、タブレットなどのいろいろと挙げられます。いずれも伝え方としては正解です。
なぜ口頭以外で伝えるべきなのか?理由はこれらになります。
①お客様のプライド
②お客様によってクーポンが違う場合がある

①はお客様がクーポンを使用した時に口頭ではなく、シークレットで伝えて欲しいという事です。
中にはクーポンを使用したことを周りに知られたくないお客様がいます。特に男性に見られる傾向ですが安くなる=カッコ悪いと思っている方もいます。

②はお客様によってクーポンの種類が違う場合があります。クーポンはバースデイ、2カ月以内の来店、紹介などが挙げられます。すべてのお客様に共通するクーポンなら周りに知られても問題ないかもしれませんが、特殊なクーポンの場合は注意が必要です。
例えば
・4カ月以上来店していないお客様へのクーポン
・家族・友人に対するクーポン
が考えられます。長期間来店していないお客様へクーポンDMを送ったとします。そのクーポンをお客様が使用する時、口頭で説明で周りのお客様に聞こえている場合もあります。聞こえている場合、長期間来店しなければクーポン出してもらえるんだって勘違いされると周期が落ちてサロンの利益は下がってしまいます。
このように口頭で伝えるデメリットの共通点は「周りのお客様の耳に入ること」です。
クーポンは周りのお客様に聞こえないように視覚で提示しましょう。口頭では聞き間違いもありますので、視覚の方が間違えが起こりにくいものです。

まとめ

このように価格は周りへの配慮を考えながら提示することが大切です。ささいなことかもしれませんが、お客様にとっては大切な項目です。お互いが安心して時間を過ごせるようにしましょう。