サロンではお客様と1対1で時間を過ごすことがあります。
もちろん施術に集中するのはもちろんですが、それだけではいけませんよね?
もちろんお客様との会話も必要だと思っていませんか?
実は案外、お客様は望んでいないかもしれません。
今回は、お客様との会話の必要性についてお話していきます。

実は会話したくない割合は…

実はお客様の約50%は会話をしたくないと考えている人がいるようです。※1
これは結構意外な数字で、以前は無理やりでも話しかけなければいけない、と思っていたスタッフも多いのではないでしょうか?
最近は新規で来店されたお客様のカルテの記入欄に、会話の有無を記載するサロンも増えているようです。ですがお客様のその日の気分によっても変わりますし、よく観察することが大切です。

とはいえカウンセリングはしっかりやらなければいけません。
会話とカウンセリングは別物ですので、お客様の悩みや不満を聞き出してから、提案し施術に入ることが重要です。結局のところコミュニケーション能力は身に付けておかなければならないという事です。

ただ今まで会話が苦手なスタッフは気が楽でしょう。案外、施術中の沈黙はお客様からすると気にならないもの。今はスマホがありますから、一人時間を過ごすのは慣れているものです。

しかし、会話を好むお客様も約半数いますので、会話力は磨く必要はあります。少し古い情報かもしれませんが僕がスタイリストの頃、朝にスポーツ新聞をよく読んでいました。スポーツ新聞は広く浅く情報が載っているので、短時間の情報収集には役立つツールでした、いまならヤフーニュースが使えると思います。このように会話力で必要なのが情報力です。すべてにおいて深く知る必要はありませんので、お客様の層を考えながら年代に合うように磨いていきましょう。