少子高齢化、理美容室の店舗数において新規客を集客し続けるよりも、リピート率を増やし続ける方が売り上げは安定します。またコスト面でもリピート率を上げたほうが低く抑えられます。
リピート率を上げるにはお客様へのアプローチが大切ですが、それだけではありません。実は第三者の評価が非常に大切になります。今回はリピート率を上げる「第三者」をメインにお話していきます。
第三者の評価とは
まずここでいう第三者は「サロンでの施術を評価してくれる人」を言います。
サロンではお客様とサロンスタッフ(担当スタイリスト含む)の二者で時間を過ごします。でもサロンを出るとそのお客様はいつもの生活へと戻り、サロンスタッフとは次回来店まで合うことはありません。サロンで施術したスタイルは職場や家庭、学校など、いろんな人の目に移ります。もしお客様の周りの人に「その髪型いいね」「そのネイル素敵だね」と言われたらどうでしょう?
すごくうれしく思うはずです。そして「あそこのサロン上手だな。また利用しよう」と思うのです。
強力な力
ここで押さえておきたいのが「第三者の好み」です。例えば旦那さん、奥さん、恋人、友達や職場の人逹で髪型に感想を言ってくれる人の好みを知ることが大切です。特にパートナーの評価はお客様の評価に直接つながる場合があるのです。もしお客様が仕上がりに不満があったとしても、パートナーの評価が高ければリピートにつながる可能性があります。
でも気をつけなければいけないことが一つあります。それは第三者の評価を一番にしてはいけないことです。あくまでお客様本人の要望を叶えることが一番ですので、少しだけ第三者の好みに寄せるだけで十分です。
また第三者の評価は来店周期の安定化につながります。例えばパートナーが「髪が伸びたんじゃない?切ってきたら?」と言われた場合、評価の良かったサロンに来店する可能性が高くなります。ですからカウンセリング時はお客様の周りのことも知ることが大切です。
まとめ
このように第三者の評価はリピート率アップ、周期の安定化につながります。お客様だけでなく、周りをファン化させましょう。そうすることで紹介客も増えるきっかけになります。ぜひカウンセリング時に聞いてみてはいかがでしょうか?
この記事へのコメントはありません。